子どもの交通事故は本当に怖いものです。ニュースにならずともかなりの件数が起きていて、交通事故でお子さんを亡くしている方もたくさんいらっしゃいます。
特に、2~6歳の小学校入学前は、親の配慮次第で防げる事故が多いので、後悔することがないよう、しっかり気をつけてあげたいものです。
1歳前後であんよができるようになって、よちよち歩きから始まり、イヤイヤ期くらいから、手をつなぐことを嫌がったり、親の手を払いのけて走ってしまう子もいます。
年々走るスピードは速く、活発になり、上に兄姉がいる場合はついて行ったりしようとするものです。
親御さんとしてはハラハラしてしまいますから、できれば手元を離れてほしくない、しかし手をつなぐのを嫌がる、足が速くて追いつけない、ということもあるでしょう。
ではお子さんの交通安全をどのように教育していけば良いのでしょうか。
●とにかく話して聞かせる
まずは、日ごろからよく話すことが大切です。
1~3歳くらいの子どもはまだイヤイヤ期の場合もありますが、大人が何を話しているか理解しています。
ですから車がどれだけ危ないものか、信号の赤と青の区別、自転車に乗るときの注意点などをしっかり教えて挙げましょう。
色の名前の区別がまだつかない子どもでも、色のことは分かっていますので、根気よく教えてあげてください。
●歩く時は歩道側に
一緒に歩くときは必ず歩道側を歩かせ、親は車道側を歩き、狭い道の場合は前後から来る車に注意しましょう。
●絵本やDVDなどを利用する
交通安全に関する絵本やDVDを見せるのも一つの方法です。
自転車の正しい乗り方や横断歩道の渡り方など、親が言っても中々行動に移せないという場合は子どもの好きなキャラクターが説明してくれる交通安全のDVDを見せてあげても良いかもしれません。
小学校入学前の子どもの交通事故を防ぐためには、親御さんが子どもの目線に立って安全を考えてあげるようにしてくださいね。
Photo by Tamaki Sono






