日本の働くママが、子どもの小学校入学の際に直面する「小1の壁」がありますが、フランスにはそのような問題はなく、働くママにとってとてもやさしい制度で、子育てしたい国ナンバー・ワンとも言われています。
●働くママにやさしいフランスでは「学費」「お弁当」も不要!
フランスでは親も残業がなく、さらに小学校の時間が長いため、放課後もてあます子どもがいないようです。
また、公立小学校が運営する学童保育では、遊びやお出かけのプログラムが充実していて、夏休み中にも給食も出るので、親は安心して預けることが出来ます。
小学校に上がった子どもの放課後の問題、そして夏休みなどの長期休暇での問題を抱える日本のママにとって、こんな学童保育はとても理想的ですね。
日本でも、こんな制度があれば、もっとママたちも働きやすくなります。
●大学まで学費は無料、全ての子どもに優しい教育制度
さらにフランスの小学校では入学式がありません。
フランスの新学期は9月スタートなのですが、新一年生はホールに集められてクラス分けをされて、それぞれ担任と一緒に各教室に入ります。
親も子どもも普段着でよく、教科書も無料で貸し出してくれるので助かります。
日本では数万円するランドセルも数千円程度と安いので、日本のように経済格差で困る家庭もなく、不登校になる子がほとんどいないそうです。
このように、家計にとてもやさしいこともフランスの小学校の魅力です。
教科書が無料で貸し出されるだけでなく、大学まで授業料は全て無料で、給食代は所得に応じた金額を支払うことになっています。
働く女性はもちろん、全てのママ、子どもたちに優しいのがフランスの小学校です。
子育てしたい国ナンバー・ワンで、出生率がアップしているのも、当然ですね。
安心してたくさん子どもを産み育てることができそうです。
Photo by Michael Miller