新入生や新入社員の間では、慣れない生活によるストレスから、5月くらいから五月病になる人が増えてきます。
仕事をしていない幼稚園ママには五月病が無縁のように思われがちですが、実は、幼稚園ママでも五月病になる可能性があります。
●幼稚園ママが五月病になる理由
ずっと専業で子どもに時間を費やしてたのに、幼稚園に入って自分時間を何年ぶりにとれたら、ぽっかり穴があいたような空虚感に襲われるママが多いようです。
入園前後には、幼稚園に入園するために必要となるバッグやお道具袋などの園グッズをミシンで作成、他に、クレヨンには1本1本まできちんと名前を入れて、と言った作業が続きます。
さらに、4月に入園した直後には、役員決めがあったり、参観日や懇親会など、ママの行事も盛り沢山です。
3月~4月までは、ママは怒涛の毎日を過ごすことになります。
それも5月の連休後から落ち着いてきます。
保育時間も午前中までだったのが午後までになり、幼稚園での給食・お弁当も本格的にスタートします。
ママにとって、嬉しいはずの自分時間が持てるのですが、実は久しぶりの自分時間にほっとするどころか、戸惑うママが多いようです。
「午後からショッピングに出掛けても、後ろめたさがある」「いざ自由になっても、家事が全くはかどらない」といった声があります。
また、園ママとのつきあいでがんばり過ぎて疲れが出てしまうケースも多いようです。
ママ友グループに入ろうと一生懸命になり、気を使いすぎて疲れてしまうのです。
1日中、お世話をしていた我が子も、少し手を離れ、燃え尽きてしまうのも無理はありません。
働くパパへの後ろめたさから自分時間を楽しめないママも多いようです。
こんなモヤモヤとした五月病も、次第に新しい生活に慣れていきます。
今は無理をしないで、今の感覚を受け止めながらゆっくり過ごしてくださいね。
Photo by Eugenio “The Wedding Traveler” WILMAN






