暖かくなる季節や、湿度の高い梅雨の時期には、食中毒にも要注意です。
うっかり出しっぱなしにした食べ物で、下痢嘔吐する事故が増えます。
初夏に向けてキッチンの清潔を心がけたいものですが、具体的なキッチン徹底術をご紹介しましょう。
●酢水で冷蔵庫の拭き掃除をしよう。
冷蔵庫の室内は雑菌の宝庫でもあります。
ドアの開け閉めの度に温度が上昇、ばい菌も繁殖しやすいので、こまめに拭き掃除をすることが大切です。
赤ちゃんが口にしても安全な酢水で拭き掃除をして、冷蔵庫をいつも清潔に保ちましょう。
ボアポケット部分は、温度も高くなりやすく、調味料の液だれもある場所なので、拭き掃除も念入りにしましょう。
●哺乳瓶やマグは定期的に消毒しましょう。
ミルトンや煮沸などで、哺乳瓶やマグなどのお手入れも欠かさないようにしましょう。
ミルトンなどの消毒用薬液は、水に薄めて5分以上浸すだけなので手軽です。
こまめに消毒したいので、手軽で確実な方法を利用しましょう。
●シンクの排水溝もこまめに洗いましょう。
シンクの排水溝は、台所仕事の最後に、毎日洗うようにしましょう。
すぐにヌメヌメになるので、しっかりとスポンジで洗うようにして、2週間に1度くらいは、漂白剤につけると良いでしょう。
●作りおきはせず、作ったものはすぐに食べましょう。
梅雨時期は、作りおきはしないようにしましょう。
また、食べかけのもの・唾液がついた食品は、腐りやすいので、破棄するようにしましょう。
梅雨は特に、作ったらすぐに食べて、残さないことを徹底しましょう。
●ベビーフードは使い切りましょう。
ベビーフードは、一回分ずつ小分けして冷凍しておくと、少しずつ使えて無駄がありません。
もし外出先で開封してしまったら、残りは持ち帰って使わずに破棄しましょう。
●ミルク缶や調味料など、きっちりふたをしめて保管しましょう。
粉ミルクや調味料のふたはしっかりしめて保管しましょう。
母乳を冷凍保存する場合には、1週間が保存の限度ですから、それ以降は破棄しましょう。
Photo by Erica Firment