多くの方が利用しているフェイスブックなどのSNS、使い方を間違えると個人情報の漏えいや、可愛い我が子の情報が漏れてしまう危険な事態を呼び起こします。
たとえば知らない人からお友達申請を受けた場合、あなたは相手のプロフィールなどを見ることでしょう。
プロフィール上の写真もきれいに撮影されていていい人そうだ、以前会ったことがあるかもしれないと判断すると申請を承認してしまうこともあるかもしれません。
実はこれがSNSの落とし穴で、あなたと家族や周囲の人を危険にさらす行為になりかねないのです。
先ほどの例でもし友達申請をしてきた人が悪意のある人だとしても、あなたはそのうちその人が友達になったことなど忘れてしまうかもしれません。
子どもの入学式などのイベントでたくさんの写真を撮り、フェイスブックにもっともよく撮れた写真をアップし、子どもの名前を記載して今日から小学生だ、しかもタグに小学校の名前まで書いて投稿したとします。
するとあなたが知らないところで、先日友達申請を承認した人がポルノサイトに写真を流用してしまうのです。
そしてポルノサイトが児童買春サイトの場合、入学したばかりの6歳を数十万円で取引すると書かれているのです。
ある日、何時になっても子どもが帰ってこないことに不安を覚え、警察に連絡などをして初めてフェイスブックの恐ろしさを知るのです。
プライバシーの設定もしているし大丈夫、と安心しきっているととんでもない事件に巻き込まれてしまう、これはSNSであれば誰にでも起こりうることと覚えておきましょう。
この例はかなり誇張した表現ですが、アメリカなど諸外国では実際に起こっている事件なのです。
あなたが知らない人を友達にするというのはそれだけリスクを伴うことです。
インターネットと言う不特定多数の人が閲覧することができる世界において、個人情報につながることを少しでも書けばそれは犯罪につながってしまう可能性があると覚えてリスク管理をしておいた方がいいでしょう。
Photo by Eduardo Merille