赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんのペースで生活していかなくてはいけなくなります。
今までは仕事でも家事でもある程度の予定をたてて、その中で生活していくことができたために、仕事をする時は仕事に集中し、休みの時にはリラックスして自分のペースで生活することができるというメリハリのある生活を送ることができるのが普通です。
しかし、育児が始まると予定通りにいくことはまずなく、家事も育児も思った通りにいくこともなく、どうしてこうなんだろうと思うことが増えてしまいます。
またゆっくりしたいな、休みたいなと思っても、なかなか眠ってくれない赤ちゃんやぐずって泣いている赤ちゃんにイラっとしてしまうこともあると思います。
そしてイラッとしてしまう自分を責めて疲れ果ててしまうというのを繰り返していくうちに知らない間にノイローゼの状態へと陥っていってしまう人もいるのです。
育児ノイローゼは、特別な人がなるのではなく、特に育児を初めて経験する人にとっては誰しもその一歩手前までの状態には陥っているのではないでしょうか。
育児ノイローゼにならないような気持ちの持ちようや、対処法をご紹介します。
まず、何でも完ぺきにこなすのはやめましょう。
多少家が汚れていても、ご飯支度がきちんとできなくても大丈夫です。
赤ちゃんと同じペースで生活してやろうくらいの気持ちで過ごすようにしましょう。
そして、パパがいる時間、1日に30分でも1時間でもいいから、ひとりになれる時間を作ってもらうように協力してもらいましょう。
例えば、ひとりでゆっくりお風呂に入る。ただそれだけでも育児中には貴重な時間です。
これは黙っていても伝わらないので、わかってもらうまで繰り返し伝えることになります。
パパに、「パパの理解と協力が一番の対処法だ」と理解してもらうことが大切ですね。
Photo by Leonid Mamchenkov