月齢の低い赤ちゃんと二人きりで一日の大半を過ごすと、ママは「長く感じるのに、あっという間」という矛盾した感覚を持つことがあります。
●「長く感じるのに、あっという間に終わってしまう」ママの1日の正体
授乳やお世話に追われて、全然自分の時間を持てない、まともに日本語を話さずに一日が終わる、自分の思い通りに物事が進まない。だらだらと永遠に続く勤務時間のような「長く感じる一日」なのに。
気がつけば、洗濯ものがたまり、お皿がそのまま、洗濯ものも畳めてない、部屋がぐちゃぐちゃ…今日一日何をやっていたのだろう、と途方に暮れるほど、「あっという間」に終わってしまうのです。
しかも、赤ちゃんは必ずしも、「同じ時間に起きない、寝ない、飲まない」
昨日はぐっすり眠ってくれて家事がはかどったけど、今日は寝ないし飲まないし一日ぐずぐずしてる。なかなかリズムがつかめない。そんなことも少なくありません。
今日は赤ちゃんを外に連れ出したり、いっぱい遊んであげることができたけど、その分家事ができなかった。
次の日は、部屋の片づけができたけど、料理が手抜きだった。
…完璧にできる日が一日もなくて、しっかりやろうとするほど、ママは疲労感に襲われます。
●3日で帳尻が合えばOK
赤ちゃんには食べムラがあったり、眠る量も日によってまちまちですが、大丈夫。
3日間で平均してそこそことれていれば問題ありません。
離乳食で、ごはんしか食べない、肉しか食べないという場合でも、3日~1週間とおしてみると、ちゃんとバランスのとれたないようになっていたりします。
家事も、1週間単位で見れば、たくさん洗濯した日、掃除を頑張った日、などバランスがとれていることがほとんど。
子どもはあっという間に手がかからなくなり、あと数年もすれば、やりたい時に家事ができるようになります。
今だけと割り切って、おおらかに構えていくと、ママの笑顔を増えるはずです。
Photo by ben klocek