愛しい我が子は、いつまでも自分が守ってあげたいと思ってしまうものですが、当然いつかは子離れしなくてはいけませんし、親離れしてもらわなくてはいけません。
自分の道を見つけ、自分の足で歩いていける人生こそが子供の幸せですから、ある時期を過ぎたら自立を促す子育てにシフトしていく必要があります。
ただし、自立出来る土台を作るのは幼少期の頃からでもできるので、実践していきましょう。
自立というと何でも自分でできるようになる、と言うイメージがありますが、行動だけではありません。
その土台となるのは、自分を認めることや自信を持つということです。
自己肯定ができるようになれば、親が強制的に何かをさせようとしなくても、自然と自分から行動したりやりたがったりするようになります。
ですので、突き放すのではなく、「褒める」「認める」「尊重する」など、子供を全て受け入れる方向性の子育てを実践していくことが重要なのです。
自立して欲しいと思うと、つい厳しくしたりわざと無関心になろうとしたりしますが、小学生ぐらいまではそんなことをする必要はありません。
親はきちんと自分を見てくれている、信じてくれているという信頼感があるからこそ、子供は新しい世界に挑むことが出来るのです。
中学生ぐらいであれば、失敗しそうな時でも一歩下がって見守らなくてはいけないこともありますが、小さい頃はとにかく褒めて甘えさせて、自分で自分を認められる心を持てるように育てるといいでしょう。
Photo by Carissa Rogers