恋人の延長線上にありそうな夫婦ですが、この恋人と夫婦の関係は似ているようで、実は大きな違いがあります。
言葉で表現するのは難しい、恋人と夫婦の違いですが、これを見事に表現した、とあるツイッターが話題を集めています。
ツイッターユーザーの母親が書いたというメモには、恋人と夫婦の違いが分かりやすく簡潔に書かれています。
その言葉一つひとつは誰でも思わず大きくうなずきたくなるほど納得の内容なのです。
●ツイッターで話題、人生の先輩が教えてくれる「恋人」と「夫婦」の違いとは・・
夫婦や家族の在り方、また恋人との関係も人によってさまざまですが、ツイッターで公開されたある一つのリストが、恋人と夫婦の違いを的確に表現していると話題を集めています。
「恋人と夫婦の違い」の14か条がリストになっているのですが、これを見た人からは、「まさにそう!」「すごく的確!」「素晴らしい!」などの声が集まっています。
例えば、恋人は「不安との戦い」で夫婦は「不満との戦い」です。
恋人同士のときには、いつかこの関係も終わるかもしれない、などの不安が常に付きまとうものですが、これが夫婦になると、いつも一緒に生活するのが当たり前になり、相手への感謝の気持ちよりも不満の方が大きくなります。
恋人は「責任がない」ですが、夫婦は「責任がある」。
恋人は「夢」で、夫婦は「現実」というのも納得です。
恋人のときには、いくら相手への愛を誓っても責任はありません。
夫婦というのは、その時の気持ちだけではなくて法的につながっているため、大きな責任が出てきます。
また、これが夢と現実の違いにもなります。
将来の夢を語り合うのが恋人同士ですが、夫婦になれば相手の嫌な面もたくさん見ることになり、子供が出来れば育児、家事、仕事に追われてとても夢を語れなくなってしまいます。
●他にもこんなにある違い!でも納得!
他にも深い言葉がたくさんあります。
恋人は「点」で、夫婦は「線」であると表現されています。
恋人というのは、一瞬一瞬が夢のようなひと時でまさに点で生きていますが、夫婦になれば、20年30年40年と長い付き合いになります。
一瞬一瞬ときめいていられないのが夫婦です。
恋人は「相手に完璧を求めること」、夫婦は「相手が不完全であることを認めること」。
いい部分だけを見ていても、共同生活は続けられないし、ましてや子どもを育てるという大仕事を一緒に行うパートナーですから、自分も完璧な人間でないように、相手も完璧でないことをお互いに認めていかないと、上手に協力できません。
この「恋人と夫婦の違い」14条は、あるあるの連続で、これは経験をしてきた人にしか分らないものです。
子育ての中で、夫婦ってなんだろうと考える時、これらの言葉には、うんうんとうなずきたくなるほど、納得させられますね。
そして、いつしかわが子が恋人と家庭をつくりたいと迷ったとき、1つのヒントとして、見せてあげることができるかもしれませんね。
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