子供が誘拐されて監禁されたり、殺されたりと物騒な事件を聞くたびに不安になりますよね。
知らない人について行かないようにと話をしている家庭は多いのではないでしょうか。
最近では、自分の家の近くの公園ですら、ひとりで遊びに出すのをためらってしまうような時代ですが、いつまでも家の中に閉じ込めておくこともできないですし、ひとりで出かけることをさせない訳にもいかないものです。
だからこそ、他人についていかないような子供に育てていかなくてはいけません。
他人について行かないようにするには、日頃から、知らない人にはついて行ってはいけないということを言い続けることが大切です。
しかし、子供はそれだけでは理解しているようで理解していないことが多いので、もっと具体的な例を示して子供にもわかりやすいように説明することです。
その際には、こんな風に誘われたらついて行くか行かないかをクイズ形式で判断させてみるのも子供の記憶に残るのではないでしょうか。
例えば、お母さんに頼まれたから迎えにきたよと言われたらどうするのか。
道を教えて欲しいから一緒にきてほしいと言われたらどうするのか。
一見、知らない人について行くかどうかの判断は人助けのためについて行った方が良いかのように思えたり、お母さんに頼まれたのだから大丈夫かもしれないと感じてしまうものです。
しかし、そんな言葉に誘われてついていった時には、もう二度とお母さんや家族に会うことができなくなってしまうのだということを、色々なパターンで話をして聞かせるようにしてくださいね。
Photo by Eric Lewis