子どもと一緒に外出した時、一瞬目を離したすきに子どもが連れ去られる事件もあります。
このような事件はあって欲しくない事ですが、自分の子どもに絶対起きないという保証はありません。
普段から誘拐や連れ去りに対処すべく、子どもにも防御策などを話しておきましょう。
友達と出かけたり遊んだりしているから安心とも限りません。
どんな状況でも知らない人に話しかけられたら、相手にせずその場を立ち去るように教えます。
中には強引に連れ去ろうとする人もいますので、こういう場合に備えて防犯ブザーを持たせるなど対策も必要です。
追いかけたり付きまとわれたりしたら、誰かに助けを求めるのも効果的です。
ただ子どもの性格によって、怖い思いをした時に子が出せなくなってしまう子もいます。
こういう場合も防犯ブザーが役立ちますので、普段から練習をしておくのも良い方法です。
知らない人が近づいてきたら、防犯ブザーをいつでも押せるように握って、その状態を見せておくだけでも狙われにくくなるようです。
また子どもの服や持ち物の見える部分に名前を付けるのもやめた方がいいと言われています。子どもは自分の名前を知っている人は知り合いだと思ったり、名前を呼ばれると心を許してしまいやすいのです。
ある程度意思表示が出来る年齢になれば、対処法を教えそれを実践する事もできますが、小さい子どもの場合は自分を守れません。
親が子どもから目を離さない、手を離さないよう徹底してもついうっかりは誰にでもある事です。
日本では抵抗を持つ人もいますが、こういう場合子ども用のハーネスが役立ちます。
海外ではハーネスを使う事で、子どもの交通事故や連れ去り、誘拐防止に役立つとして一般的となっています。
自分自身で対処できない小さい子どもには、こういうグッズも活用してみましょう。
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