小さな子どもが遊んでいれば泣かせてしまったり、泣いてしまったりといったことは日常茶飯事のことです。
しかし子どもの近くに保護者がいない時、その子どもが悪さをしてしまったら自分の子どもを注意するようにその子を注意することが出来るでしょうか。
他人に息子を叱られた母が、息子を怒鳴った女性に対して素敵な手紙を送っています。
・他人に自分の息子を叱られた母親が投稿した手紙とは・・
ある日カレンさんは近くの公園で息子と遊んでいました。
カレンさんは息子の友達が泣いているのでそれをなだめていたところ、知らない間に見知らぬ女性に息子を叱られてしまいます。
カレンさんは、息子を怒鳴っていた女性に、ブログで手紙を書いています。
皆さんならどんな思いをこの女性に抱くでしょうか。
大切な子どもを勝手に叱らないで!と反発をするママも多いのではないでしょうか。
どうやらこの時、カレンさんの息子は、この女性の娘を押しのけてジャングルジムに上り、落っことしてしまったようです。
女の子はジャングルジムが初めてで、途中で止まったり怖がったりして登るのに時間がかかっていたようです。
それを見かねたカレンさんの息子が女の子を追い越したので、落っこちて泣き出してしまったのです。
カレンさんはこの女性に対して、まず自分が近くにいなかったことを謝り、息子を自分の子どものように叱ってくれたことに感謝しています。
もちろんやみくもに怒鳴ったり叩いたりしてはいけないけれど、近くに保護者がいなかったら、ぜひとも悪さをする子どもを叱ってほしい、と書いています。
・地域で協力して子どもを育てることが出来る社会に!
しかしカレンさんのように理解のある大人ばかりではありません。
中には自分の子どもが叱られたからと怒ってしまう親もたくさんいます。
ですからなかなか悪さをしている子どもがいても、叱ることが出来ないと悩むママも多いはずです。
昔は小さな子どもは、地域で協力して育てるものといった雰囲気があったものです。
駄菓子屋のおばちゃんや公園に散歩に来ているお爺ちゃんが手厳しく叱ってくれたものです。
しかし最近は、犯罪などの危険も増えているためか、保護者も子どもを守ることに過剰になっているようです。
地域の大人たちが子どもを育てることが出来る社会になれば、子どもたちはもっと安全に正しく育つことが出来るはずですよね。
Photo by Parker Knight