小学校でも必須の教育科目となっている英語は、グローバル化が進む日本では欠かせない勉強です。
語学は、ほかの教科と比べると小さいころから始めるのが良いと言われているので、幼児英語に興味のあるママも多いのではないでしょうか。
小さい子供は聞き取りの機能が発達しているので、大人よりも早く英語に馴染むことができます。
ですので、最近では0歳児から英語教育を行っている教室もあったりします。
そんなに小さい頃から英語教育をして大丈夫なのか心配になるかもしれませんが、外国の赤ちゃんは生まれたときから英語づけです。
子供にとっては日本語を理解するのも英語を理解するのも同じことですから、そういった点で考えれば問題はないと言えます。
ただし、小さい子供は理解できる能力はまだ未発達ですから、一度にあらゆる情報を詰め込もうとするのはよくありません。
大人でも、例えばロシア語とフランス語をいっぺんに覚えるのはとても大変なことですし、混乱してしまって逆に覚えるのが遅くなってしまいます。
これと同じで、これから日本語を覚えていかなくてはいけない小さい子に、同時に英語も覚えさせるのは非効率なことなのです。
もちろん英語は早いうちから始めた方が吸収が早いのですが、まだ日本語の意味もしっかり出来ていない時期は、止めておいた方がいいと言われています。
始めるのにベストなのは、ある程度言葉を理解し、生活習慣も安定する小学生以降です。小さいうちは無理やり英語教育を行わないようにした方が良いでしょう。
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