子供のイヤイヤ期というのは否応なく訪れるものですが、それがどうして求めなければならないイヤイヤだと、親も大変です。
たとえば暑い日に長袖を着ようとするわが子、どのように対処すればいいのでしょうか。
・こだわりの多い子供にどう対処するのか
暑い日なのに長袖を着たがる、冬用のズボンをはきたがる子供はいます。
しかし子供は体温調整が難しいため、出来れば半袖半ズボンをはいてほしいものです。
確かに、お気に入りの服もあるでしょう。
意見が対立してどうしようもない、そんなときは、割り切って長袖を着せてみてください。
暑い日に長袖を着ることがどういうことになるのかを実際に体感すると、子供は自然と半袖を着るようになります。
半袖が暑い日に適しているということを、長袖が暑い日に適していないことで気づくのです。
・大人から強制してはいけない
逆に暑い日は長袖は絶対にダメ、と言い切って無理やり長袖を着せようとしても子供は納得していないので着ようとしません。
暑いから早く半袖を着てよ、と思ってイラつくこともあるのですが、これは親にとっても子供にとってもすっきりしません。
ですから親御さんは子供に対してわかったと一度子供の主張を認め、長袖で外に出てみなさいと余裕を持って接しましょう。
その際は半袖を親が持っていってすぐに着替えられるようにすることがポイントです。
子供が大量の汗をかいている、暑がっていると思ったら声をかけてみてください。
もちろんほかにも経験したことがないから子供は納得しないという事例はたくさんあります。
子供は失敗することでいろいろなことを学びますし、大きく成長します。
そのため、どうしても子供が納得してくれないという場合は子供が納得できるように一度経験させてみることがおすすめです。
親御さんは子供に害が及ばないよう何とか良い方向へと導こうとしますが、経験させてみることが大切な場合も多いのです。
経験を通じて学ぶ機会を親御さんが奪うのではなく、お子さんに経験する機会を与えてみてはいかがでしょうか。
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