男の子ウケ、ナンバーワンの言葉と言えば「うんち」と「うんこ」ですが、実はこの2つの言葉、別のものを指していると、世間を騒がせているようです。
これまで深く考えたこともなかった、という人も多いと思うのですが、「うんち」と「うんこ」が別物だった!?らしいのです。
・世間が話題騒然に!「うんち」と「うんこ」は別物だった!?
ことの発端は、新潟県立自然科学館内のトイレに独自に設置されていた豆知識を紹介する解説板で、この写真がツイッターに投稿されるや否や、1日でなんと6万回以上もリツイートされるなど、大きな話題を集めたのです。
新潟県立自然科学館では、2016年7月16日から「トイレ?行っトイレ!ボクらのうんちと地球のみらい」という巡回展がスタートし、それに合わせて同館が、独自にうんちについての豆知識をいくつも紹介する解説板をトイレ内に設置していたいのです。
その中の一つが世間を騒がせることになったのですが、こちらがその内容です。
「『うんち』は肉や魚などのタンパク質が消化吸収を経て排泄されたもので、『うんこ』は野菜や穀物のみが消化吸収を経て排泄されたものと日本医師会によって決められているんだ。人間は雑食だから、『うんち』を排泄しているんだよ。」と、丁寧に解説されています。
「へ~~~!!知らなかった~~~!!」と、誰もが思ったはずです。
・実は誤報!!でもネットの気になる反応は・・
このツイッターを見た人たちからは、「明確な異なる定義が与えられてる事を初めて知った。」「死ぬ前にうんちとうんこの誤解が解けて本当に良かったです」などと、さまざまな意見が寄せられています。
「やわらかいVSかたい」「かわいいVSかわいくない言い方」など、感覚的に使い分けているという意見も多く寄せられ、また、「新潟県立自然科学館が断言してるので、本当なんだろうな」という声が寄せられるように、その信憑性の高さから驚きの声がどんどん広がっていきます。
しかし、中には「この業界、ふつうは『便』としか言いませんけどね」など疑問視する声もありました。
実際のところどうなのか気になりますが、やはり誤報だったようなのです。
この解説板はネットにあった情報を、日本医師会に事実確認しないで紹介したということで、ネット情報では、「日本医師学会が定義分けを進めている」という一文があったので、日本医師学会と日本医師会をはき違えて掲載したということです。
世間を騒がせた情報は、誤報ということで落ち着きましたが、これだけの注目を集めるということは、やはりたくさんの人が「うんち」「うんこ」という言葉に何か惹かれるものがあるのでしょうか。
Photo by re up photo