小さな子供を育てているママは、どこか身体に不調があってもすぐに病院にも行けず、授乳中なら気軽に薬も飲めないですよね。
そんなママに嬉しい、さまざまな身体の「困った!」を解決してくれる簡単テクがあります。
人間の身体には、絶え間なく身体の状態をチェックして補修し、周りの環境に適応させるという素晴らしい働きがあります。
そのような身体にもともと備わっている働きを利用した裏ワザ、簡単テクをご紹介しましょう。
・片目を閉じて!
夜中の授乳で、不眠症になるママも多いですよね。
粉ミルクを作り赤ちゃんに飲ませて、それから、布団に戻っても、なかなか寝付けないですね。
そんな時、片目を閉じてみて下さい。
両目で光を感じると、身体が昼間と思ってしまうので、寝付くのが難しくなってしまうのです。
片目を閉じていれば脳が暗闇にも適応しやすく、布団に戻ってからもスムーズに眠れるようになるはずです。
夜中のミルク作りや授乳の際にぜひ試してみてください。
・耳を引っ張る!
体調不良でも母親業は休みなしですから、慢性的な頭痛で悩まされているママも多いかと思います。
しかし、母乳育児をしていると鎮痛剤を飲めず、困ってしまいますね。
そんな時には、耳を引っ張ってみてください。
こめかみを揉む方法もありますが、それよりも耳を引っ張る方が効果的です。
耳の周りにある神経回路には、全身をリラックスさせる効果があります。
親指と人差し指を使って耳をつまみ、上下に引っ張ってください。
こうすることで、脳に新鮮な血液と酸素、栄養が送られて頭痛も改善されます。
・頭を回転させる!
授乳で添い寝をしているママは、横で寝る赤ちゃんを腕枕したまま眠ることもありますね。
朝、目が覚めたら腕がしびれて困ってしまった、ということも度々あるのではないでしょうか。
こんな時ゆっくりと頭を左右に回転させてみてください。
身体が痺れてしまうのは、特定の神経に圧力が加わり、血流が悪くなってしまうからです。
ゆっくりと頭を回転させることで、神経や血管がゆるみラクになるので、腕のしびれも次第に消えていきます。
Photo by Jayashree B