早生まれはデメリットしかないと思っているママもいますが、実は早生まれほどメリットが多いものはないと保育士は言います。
その理由はなぜなのでしょうか、保育士の考え方や体験談から見てみましょう。
・なぜ早生まれが悪いのか
早生まれは1~3月に生まれた子供のことを指しますが、早生まれは同じ学年の中でも成長が遅い、体力や知力が劣ると言われています。
また4月まで日がないため0歳時から保育園に入れることができず、1歳からの入園を考えますが1歳以降の入園希望者は非常に多く、競争率が激しいのも保活する人にはデメリットとされています。
面談をしても早生まれだけど大丈夫かと聞かれる、と保育士は言いますが逆に保育士は早生まれの何が悪いのか疑問に思うそうです。
・早生まれにはメリットがいっぱい
確かに月齢による成長で見ていけば早生まれの子は数カ月早く生まれた子よりで成長は遅くなります。
ハイハイをするのも、歩き出すのも遅いのは赤ちゃんの成長ですから仕方ないことです。
確かに保育園では歌や絵本の読み聞かせといった室内遊びに、散歩や外遊びなどの外の活動があります。
ですから体力に差があれば遅生まれの子より早生まれの子は疲れるのも早くなると思われるでしょう。
しかし早生まれの場合は体力に合わせて0歳の子と一緒に過ごしたり保育園にいたりと最初から遅生まれのこと過ごすことはほとんどありません。
睡眠についても家庭で過ごしていた状況に合わせて最初は眠い時に寝ていますが、徐々に保育園が設けるお昼寝時間に合わせて行くのだそうです。
子どもは非常に順応性が高く、生活リズムもすぐに整うのが特徴です。
保育園では生活リズムを大切にしていますし、トイレトレーニングも子供のタイミングや成長具合に合わせて行きます。
またおしゃべりが早い早生まれの子もいればトイレトレーニングが早い早生まれの子もいます。
ですから早生まれの子供だからと焦って周りに合わせようとする必要はないのです。
早生まれだからデメリットが多いということは決してないということを知っておけば精神的にも楽になるのではないでしょうか。
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