運動神経を発達させることによって判断力や俊敏さが身につくだけでなく、知能も発達するといわれています。
人間が生きていくうえで必要になる力を養う、運動神経を伸ばす遊びについて紹介しましょう。
・トランポリン
なかなかなじみがない遊びですが、近年ではトランプ遊びの効果が注目を浴びて、大きなテーマパークなどで設置されているところも増えました。
トランポリンはただ飛んでいるだけの遊びのような気がしますが、体感トレーニングや、バランス感覚、足腰を鍛えることができます。
全身が鍛えられ、体力も思った以上に使う遊びなので、その日はぐっすり眠れるという効果もあります。
・ペダル式乗用玩具
三輪車をはじめとして、ペダルをこぐことで移動する乗り物で遊ぶことで、太ももの前側の筋肉や脚力、背筋、バランス感覚などを鍛えることができます。
自分の生きたい方向に乗り物を移動させるためには、ハンドル操作も必要なので、手足と同意に頭も使います。
さらに、今までは誰かに連れて行ってもらわないとどこにも行けなかったのが、ペダルをこぐことで自分の思ったところに行けるので、精神面の成長にもつながっていきます。
・アスレチック
ちょっと大型の公園へ行くとほとんど設置されているアスレチック。
遊具によって使う体の筋肉が異なり、多くの遊具を使うことでより多くの筋肉を使うことができます。
また、バランス感覚や集中力、瞬発力、判断力なども養われるため体を鍛えるだけでなく、頭脳も鍛えることができます。
ただし、小さい子がアスレチックで遊ぶ場合は、大人や大きなことぶつかってけがをする恐れもあるため、近くで見守ってあげてください。
運動神経を鍛えることによって体が丈夫になるだけでなく、頭も良くなる効果が期待できます。
家に閉じこもっていないでなるべく外で遊ぶように働きかけましょう。
Photo by Thomas Kohler