運動神経のいい子が頭も良い。
天は二物を与えずといいますが、運動も頭もいい子が意外と多いです。
実は人間の脳は運動と深く関わっているのです。
・脳の発達に大切なのは刺激
人間の脳はコンピューターと似たような働きを持っています。
コンピューターの機動力の中心ともいえる半導体の役割を人間の脳内ではシナプスという神経伝達物質が担っています。
コンピューターには半導体は1つしかありませんが、人間の脳にはシナプスが多数存在しています。
シナプスの数を増やし、つながりを作っていくことで脳は発達していきますが、その時に必要なのが刺激なのです。
刺激にもさまざまあります。
まず基本的な五感である視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚は脳の発達に欠かせない基本的な刺激です。
この刺激によってつながった神経細胞は、脳を活性化させていきます。
・五感が揃ったら運動による刺激が大切
人間の刺激の基本である五感がある程度そろってしまうと、それ以上の新しい刺激は得られにくくなります。
五感が整うのは人間では1歳前後ですが、1歳を過ぎたら脳が発達できないかといえばそうではありません。
歩けるようになると人間はいろいろなことができるようになります。
運動して新しい刺激を獲得することで脳を活性化させることができるのです。
その為運動することで子供の知能はどんどん発達していきます。
お年寄りの認知症予防に指の運動などがあるのも、運動が脳を発達、活性化させる証拠でもあります。
人間は様々な刺激を受けることで脳を活性化させ、発達させていきます。
刺激を得るためには体を動かすことが大切。
運動を行うことで子供の知能はどんどん伸びていきます。
Photo by dadblunders