子供が何かできれば、ほとんどの親は褒めます。
しかし、その褒め方次第で、子供の才能をもっと伸ばすことができるのです。
子供の能力が伸びる時期は、運動神経なら9歳くらいまで、知能なら4歳くらいまでといわれています。
この時期にしっかり褒めることで子供はどんどん才能を発揮していくのです。
・子供の自発的な行動が大切
子供の才能を伸ばすといっても、子供が興味を持たなかったり、嫌だと感じていることへの才能はなかなか伸びることはありません。
まずは何かのきっかけで子供が自発的に何かに取り組むように見守っていきましょう。
なかなか自分では何も見つけることができない場合には、最初の内はご褒美の手段を使っても構いません。
子供に動機づけして、子供が自発的に動くようになったら、褒めることで才能を伸ばしていきます。
・結果ではなく過程を褒める
親の中にはできた結果だけを見て褒める人もいます。
もちろんそれでも子供にとっては非常にうれしいことで、さらにやって見ようという意欲を沸かせることはできます。
しかし、結果だけを褒められた子供はなかなか今以上の難しいことに挑戦する意欲がわきません。
その一方、結果はどうあれ努力していた過程を褒められた子供は、次はもっと難しいことに挑戦して、もっと褒められたいと思うのです。
練習や努力を積み重ねていくので自然と才能が開花していくのです。
どうしても大人は出来上がった成果や能力に対して評価を下し、褒めたりしてしまいがちです。
しかし、才能を伸ばし、どんどん難しいことにチャレンジする子に育てるためには、結果より努力を褒めてあげたほうが効果はあります。
Photo by Valentina Yachichurova