大切な子供を長い時間預ける保育園ですから、園や先生への要望や疑問も出てくるものです。
しかし、これを言ったらクレーマーと思われないかしら?と、思いを伝えるのを躊躇してしまう保護者も多いようです。
小さな疑問や不満をそのままにしておけば、先生や園との良好なコミュニケーションが出来なくなる可能性もあります。
・保育に疑問や不安を感じたときには・・
長時間、子供を預ける保育園で疑問や不安が出てくるということは、預けっぱなしにしているのではなくて、保育内容に関心を持っているからこそです。
改善してほしいことや疑問があれば躊躇うことなく、まずは担任の先生に具体的に伝えてみましょう。
保育環境や園の方針と照らし合わせて検討してもらうことができるのか、実現させることができるのか、具体的に相談してみましょう。
こまめに相談していくことで、園と先生、保護者との信頼関係も深まります。
・クレーマーと思われない上手な伝え方とは・・
保育士の言葉が乱暴だったり、子供への接し方が荒っぽい、などと感じたら、保育士本人には言いづらいので主任の先生や園長先生に相談してみましょう。
また例えば、お迎えに行ったとき子供のおむつがパンパンに膨らんでいた場合、初めてのことなら、たまたま先生も忙しかったのかな?と様子を見ますが、これが何度も続くようなら先生への不信感につながります。
「お迎えの時、いつもおむつがパンパンなのですが、おむつ替えに関しては園ではどのような方針なのですか?」といった質問の形であれば、言いやすくなります。
子供が保育中に怪我をすることもよくあるでしょう。
保育士の目が行き届いていないから怪我をした、とすぐに考えるのではなくて、まずはどのような状況で怪我をしてしまったのかを聞いてみましょう。
元気に走り回る子供たちですから、ある程度は仕方のないことです。
しかし、防ぐことはできなかったのか改善策はなかったのかなど、保育の流れ全体に目を向けて考えることが大切です。
Photo by David Horne