自分が子供の頃、嫌いな数学を勉強しながら「こんなことを勉強しても、将来役に立つの!?」と疑問に思ったことがないでしょうか。
親になった今、自分の子供も同じことを考えながら日々、勉強しています。
もしも、子供から「大人になって数学なんて使わないよね!」などと聞かれたら、どう答えればいいのでしょう。
・「大人になったら数学なんて使わねぇよ」なんて言われた時には・・
「これからの人生で役に立つのか」といった勉強することに対する疑問はいつの時代も変わらず、子供たちの大きなテーマ、話題となります。
特にやり玉に挙げられるのが数学です。
小学校の低学年の頃にならうような足し算、引き算、掛け算、割り算であれば、将来必ず必要だからと自信を持って答えることが出来ても、数列や三角関数にもなれば、自信をもって「役に立つから!」と答えることが出来る親は少ないのではないでしょうか。
親が学生時代に思っていたことですから、同じような質問を子供にされたら、答えに困ってしまいますね。
このようなよくある「数学不要論」を一蹴する、とあるツイートが話題を集めています。
それは、勉強の嫌いな子供がよく言う「大人になれば人生に三角関数なんて必要なくなる!」というのは「三角関数が必要な人生が選べなくなる」というのが正しい、という内容です。
まさに、目からウロコのツイート内容で、ハッとさせられる大人も多いのではないでしょうか。
今後、子供から同じような質問をされたら、これは使えそうですね。
・実際、さまざまな職業で、数学が必要になることが判明!
確かに「数学なんて必要ない!」と開き直ってしまえば、その時点で、数学が必要になる人生は歩めなくなる可能性が高いでしょう。
しかし実際には、さまざまな職業で、数学が必要なことも事実です。
例えば、数学とは関係ないように思える美容師さんも、髪の毛を染める薬剤の配合をする際に関数が役立つそうで、また、ph値も関係してくるので、数学、化学の勉強はムダにはならないとツイートでコメントされています。
また、電気関係の資格を取る際にも三角関数が必要な場面が多く、不動産業でも数学、国語、義務教育全般が役に立つといったコメントもあります。
もちろん、これ以外のさまざまな職業の方が、数学が必要になるとツイートされています。
将来の可能性を広げるため、さまざまな職業の基礎となる学校での勉強はしっかりとさせておきたいですね。
Photo by Donnie Ray Jones