夫婦といえどもとは他人同士ですから、ちょっとしたことにいらついたりすることもあるでしょう。
どうしてパパはママの言うことを聞いてくれないのか、実はそこには男性と女性の違いがありました。
・男女の思考の違いから見る
実は男性と女性は解決方法が異なり、男性は会話をする中で解決していこうとします。
一方で女性は自分の話に共感してほしいという気持ちが強く、この違いが男女のすれ違いを起こすことがあります。
ママがパパに子供幼稚園であったことを話すと、パパは問題点を見つけてこうすればいいと話を聞き終わる前に解決しようとします。
しかしママは解決したいわけではなく話を聞いてほしいだけですから、パパは自分の気持ちを分かってくれないと思ってしまうのです。
女性が男性に回り道をして伝えることで自分の気持ちを分かってほしいと思っても、男性は気づいてくれることの方が稀ですから、子育てでもパパや男の子に対してはストレートに話をした方が伝わることが多いようです。
・男性は結論を求めて話を聞かない傾向にある
もともと男性は解決したいという気持ちが強いので、ママの話を聞いていても最終的に何を言いたいのかが先に知りたいということが多いのです。
さらに結論がつかないとパパは結局何が言いたいわけ?とママに対してイラつくこともあります。
ですから最初から結論があるわけではないことを伝えておけば、パパの気持ちの持ちようも変わるでしょう。
またパパはスマホやパソコン、テレビなどに夢中になっているとママの話をほとんど聞いていないことが多いです。
ママは子供からの話であっても、料理をしながら、本を読みながら聞くことができますが、パパはたいてい一つに集中するとほかのことに意識を向けることができなくなるようです。
ですからパパに伝えたいことがある、聞いてほしいことがあるときはタイミングを見計らうか、話を聞いてほしいと自分の方に向いてもらうのがいいでしょう。
このように、ママがパパにいらついてしまう理由は男女の考え方や性質の差にありますので、両者が歩み寄ることができるような工夫ができるといいのではないでしょうか。
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