ブラック企業が大きな社会問題となっていますが新生児育児は、ブラック企業なみの過酷な仕事と言うことも出来ます。
大きくうなずくママも多いと思うのですが、どんなに辛い過酷な育児もいつかは必ず終わるプロジェクトです。
・新生児育児は「ブラック企業」!?
子育て経験のない人から見れば、可愛い赤ちゃんと過ごす時間は、癒しであり休息の時間であると考える人もいるようです。
しかし、実際に育児経験のあるママやパパからすれば、そんな癒しや休息の時間などではないことは誰もがよく理解していることでしょう。
例えば、新生児育児を仕事に見立ててみると、まさに「ブラック企業」です。
まず、夜泣きという夜勤は毎日のように続きます。
新生児を育てているママが一番に欲しいのは、ゆっくりと熟睡できる環境ではないでしょうか。
しかし、3時間おきに泣く我が子に、夜中も関係なく授乳、おむつ替えの日々が続きます。
夜間もトラブルの電話対応をしているようなもので、さらに深夜にも関わらず大きな泣き声で起こされるのですから、かなりのストレスであることは容易に想像できるはずです。
また、24時間365日フル勤務で、新人でも研修なしのぶっつけ本番というのが育児です。
トラブルの連続で、なのにミスしたら赤子の命を失うという重大ミッションとなっています。
これはもう、労働基準監督署がガサ入れしたら、ブラック企業認定するような、非常に過酷な就労状況と言っても過言ではないでしょう。
・だけど終わりあるプロジェクト
新生児育児をブラック企業に例えてみたのですが、これは決して大げさな表現ではありません。
このようなブラック企業で働くママは、産後ホルモンバランスの変化によって情緒不安定になりやすいということもわすれてはいけません。
しかし、このような過酷な生活も必ず終わりがきます。
はじめの数か月、半年の新生児の頃は、毎日泣きたくなるほど辛い日々かも知れませんが、そんな毎日は過ぎてみればあっという間です。
自分もそうだったように、親と一緒にお出かけしたり、いつも一緒に過ごす時間はとても短いものです。
小学校、中学校にもなれば、お友達と遊ぶのが楽しくなるものです。
ブラック企業と思える日々も、いつかは懐かしく笑える日がきっと訪れます。
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