子供を教育する上で大事なのは、今までできなかったことができるようになったり、苦手なことを克服したら褒める事です。
大人からするとたいしたことない、年齢で考えれば出来て当たり前ということであっても、とにかく本人が何かを成し遂げたら褒めてあげましょう。
あまり褒めすぎると、自信過剰になったり自分は特別な人間だと思うようになってしまうのでは、と不安を感じるかもしれません。
確かに、褒めて伸ばすと言っても、ただいたずらに褒めまくってしまうと、一般社会に適応できないように育ってしまいます。
ですが褒められるべきタイミングで褒める、というのは、子供の自信につながり、自己肯定感を得られるという大きなメリットがあるのです。
自分に自信を持つということは、新しいことにチャレンジしたり、難しいことからも逃げ出さない強い意志を持てるということです。
自信がないとマイナス思考になってしまうので、自分には無理と最初からあきらめてしまったり、どうせできないんだからやらないという消極的な子になってしまいます。
このように育ってしまうと、勉強はもちろん将来的には仕事や家族作りができなくなる可能性もあるのです。
成長すれば自分の限界を決めてしまうため、何にでも果敢に挑戦するということは少なくなりますが、それでも自信がある子とない子では明らかに行動力に差が出てきます。
褒められて育った子は、少しの可能性でもあれば行動しようとします。
それが子供の人生を大きく左右することにもなるので、正しい褒め方を学んで教育に活かしていきましょう。
Photo by Roy Sinai