妊娠中でも働き続ける女性は多いですが、中には体が許す限り昼も夜も働く妊婦さんもいます。
そんな妊婦さんに起こった上司のサプライズが素晴らしいと話題になっています。
・妊娠中の女性へ贈ったもの
食品会社のｋ－ウエスト・キーライム・パイ・カンパニーというレストランでマネージャー職として働くタミ・フォーブスさんは8歳になる双子とお腹の中にもう一人の子供を抱えていました。
1週間当たりおよそ3万円という賃金のため、タミさんは夜バーテンダーとして働いています。
そして産休中は給料がないという状況のため、無収入となってしまうタミさんを見た上司のマーカス・レモニスさんが、タミさんを必要としていること、自分はまだやらなければならないことがあるからリーダーを勤めてほしいことを伝えました。
状況が分からないままタミさんは2つ返事をしましたが、マーカスさんはその働きに対して安心して働ける保証として6か月分の給料と相当額を贈ると申し出たのです。
・出産後も仕事がある約束
そしてマーカスさんはタミさんが戻ってきたときに完全に取り仕切ってもらいたいこと、夜働かなくてもいいように1週間の給料を1000ドルつまり日本円にして10万円を支払うと約束したのです。
上司の申し出にタミさんは涙ぐみ、言葉が出てきませんでした。
さらに産休中休めるように小切手を送るという約束をし、戻ってきたらボスとして働いてほしいと伝えたのです。
これはマーカスさんがタミさんの仕事をきちんと見ており、評価している、そして彼女の家庭を把握しているからこその申し出でしょう。
日本ではマタハラや出産で仕事を辞めなければならない状況などが見られますが、こうした上司に恵まれると幸せに感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
上司がタミさんを大切にするということは会社自体も従業員を大切にしていると言っていいでしょう。
女性は妊娠、出産と言うイベントの中で諦めるものもありますが、理解のある上司がいると大切にされていると思えるものです。
Photo by Jorge Mejia peralta
