子供が嘘をつく、そんな悩みを持っているママも実は多いようです。
しかしなぜ子供は嘘をつくことがあるのでしょうか、そこには意外な理由がありました。
・2時間に1回嘘をつく4歳
実は4歳の子どもは2時間に1回嘘をつくのだそうです。
さらに年齢が上がり知能が上がってくると嘘をつく頻度はさらに上がると言います。
ではなぜ子供は嘘をつくのか、3歳から7歳くらいまでの子どもの場合は本人の想像力と現実がごちゃ混ぜになっているためだそうです。
典型的な例がサンタクロースの存在で、昨日の夜サンタクロースが来てくれた、夢の中に出てきたサンタクロースを実際に見たと言うことがあります。
しかしこうした空想を現実と思い込むことは子供の心理面として当たり前にあることであり、また知能の高い幼稚園児ほど嘘をつくことが多いと言う研究結果もあるのです。
・守るあるいは興味を惹く嘘
子供の嘘はいろいろありますが、嘘をつくことで威信を守っていることがあります。
本当のことを言うと親が悲しむから、たとえばいじめを隠す行為がこれに当たります。
そのため悪いことや失敗したことを親に言えずに嘘をついてしまうのです。
また誰かに構ってほしい、親とスキンシップを図りたいと言うときも嘘をつきます。
自分の家には大きな庭がある、可愛い犬を飼っているなどといった大げさな嘘がその例です。
本当はありもしないのに嘘をつくと言うことは、心のどこかでSOSを発していることもあるので見逃してはいけないのです。
子供の嘘は可愛いものもあれば見過ごしてはいけないものもありますので、なぜ子供が嘘をついているのか考えてみることも必要かもしれません。
Photo by Philippe Put