幼稚園や保育園に通っているお友達の中にも、「そんなふうに読むの!」と驚くようなキラキラネームを目にします。
リオオリンピックでもキラキラネームの代表選手が活躍するなど注目を集めるキラキラネームですが、芸能人や世間ではキラキラネームについてどんなふうに考えているのでしょう。
・キラキラネームで後悔するなら付けないほうがいい!?
キラキラネームも年々進化しているようなのですが、2016年上半期のキラキラネームランキングなるものがあるので一部をご紹介しましょう。
1位に輝いたキラキラネームは、碧空ちゃんです。
みらん、あとむなどと読むそうです。
2位は、星凜ちゃんで、きらり、あかりちゃんと読みます。
3位は、りずむなどと読む、奏夢ちゃんとなっています。
ほぼ、かながないと読めない名前ばかりです。
批判めいた驚きの声が寄せられるキラキラネームですが、ロックミュージシャンのダイアモンド☆ユカイさんは、「名前は時代とともに変わるもので、理解はできる」としています。
自身の息子にも、ライオンのように強く育って欲しいと頼音(らいおん)くんと名付けています。
しかし、「親が後悔しているのが理解できない。後悔するならつけないほうがいい」と語るのは、TOKIOの国分太一さんです。
キラキラネームそのものよりも、親がファッション感覚でつけ、後で後悔することが良くないと語ります。
確かに、どんなにキラキラネームと言われようが、そこに親の深い愛が込められていればいいのですが、後悔するようならつけないほうがいいですね。
・世間の意見や考えられるデメリット
国分太一さんの持論がとても深く納得できるものなのですが、世間はキラキラネームに対しどのように思っているのでしょうか。
27%の人がキラキラネームを付けるのに理解が出来るとし、残りの73%の人はキラキラネームを付けることが理解できないとしています。
キラキラネームに対しては、やはり否定的な意見が多いのですが、これはやはり将来的に見て名づけられた子どものデメリットが考えられます。
例えば、すぐに覚えてもらえず、男女も区別もつきません。
また、いじめのきっかけになったり、就職活動で不利になる可能性もあります。
名前というのはいつの時代も流行に左右されることがほとんどですが、たとえどんなにキラキラネームと周りに批判されてもゆるがない真剣さをもって名付けることが大切です。
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