むしゃくしゃして物を投げる、と言うのは大人でも時々見られることですが、子供には頻繁に見られることがあります。
子供は何か怒っているということで物を投げてしまうのですが、このときの対処法を間違えないようにしましょう。
・何に怒っているのか
子供が物を投げるのは何かに対して怒っていることがあるからです。
しかし過去のことたとえば昼間友達に意地悪されたことや、おもちゃを買ってもらえなかったことを怒ると言うことはありません。
その場で起こっていることに対して憤りを感じているから怒っているのです。
お気に入りのおもちゃが壊れた、見たいテレビが特番でやっていないなどと言うこともあるでしょう。
子供の周囲の様子からなぜ子供が起こっているのか聞いてみること、言葉にできる子供であれば真剣に聞いてあげることが大切です。
・頭ごなしに叱らない
子供が物を投げると当然壁に穴が開くこともありますし、小さい赤ちゃんがいれば当たってけがをさせてしまうこともあります。
これは非常に危険なことですからすぐに止めなければなりません。
ですが頭ごなしにものを投げるのは止めなさいと叱っても、子供は怒ることがあればまた物を投げる行為を繰り返してしまいます。
ですからなぜ子供が怒っているのかまずその原因を探り、一緒に解決して子供を落ち着かせた後、ものを投げるのはいけないことと教えましょう。
物を投げる行為は成長とともに減っていきますが、幼少期はまだ投げることが多く見られます。
その時どのように対処してあげるかによって、子供の心理面も変わってくるのです。
Photo by Honza Soukup