ヨーロッパのおもちゃは人気が高く、デパートなどでも取り扱いがありますが、特に安全基準CEマークを取得したフルーツバスケットが人気となっています。
・フルーツバスケットとは
フルーツバスケットとはバスケットの形をしたぬいぐるみの中に、バナナやリンゴのぬいぐるみが入ったおもちゃです。
それだけなら子供の興味をそこまで引くことはないと思うでしょうが、フルーツバスケットに入っているおもちゃは実際に果物を食べる時のように開くあるいは剥くことができます。
たとえばりんごなら半分に割ることができますし、バナナは皮をむくことができます。
縫い止められているので部品がバラバラになる心配もなく、和って出てくるのはかわいらしい表情となっています。
・CEマークは法律を順守しているということ
フルーツバスケットはCEマークを取得していますが、これはEU加盟国に輸出するために満たさなければならない安全基準をクリアしているという証明です。
安全基準は使用者と消費者の健康や安全、共通する利益を確保するために設けられています。
CEマークを付けなければならないのはオランダやベルギー、ドイツにイタリア、フランスなどのEU加盟国にスイスやアイスランド、ノルウェーにリヒテンシュタイン公国といったEFTA国、さらに加盟候補国のクロアチアやトルコ、マケドニアなどになります。
フルーツバスケットは安全基準を満たしているということで子供に与えても安心できるおもちゃとして日本でも浸透しつつあります。
もちろん日本のおもちゃもCEマークがなければヨーロッパに輸出することはできませんから、もはや国際基準と言ってもいいでしょう。
Photo by Eric Merrill