空気が乾燥する冬場は、感染症にもかかりやすいのですが、ウイルスや細菌にも負けない健康な体を作ることが、まずは何より大切です。
子供の健康な体作りに大切な栄養素を紹介しますので、参考にしてください。
・整腸作用のある食べ物で腸内環境を整えよう!
免疫細胞の実に70%は腸にあると言われています。
腸内環境が悪化すれば、それだけ免疫力も低下すると言うことです。
栄養バランスの偏りや不規則な生活などで、子供も便秘になりがちです。
便秘が続けば腸内環境が悪化して、免疫力も弱まってしまいます。
腸内環境を整えるのに役立つ栄養素といえば、ヨーグルトや納豆などの発酵食品です。
これらの食材には腸内で善玉菌となる乳酸菌が豊富ですから、積極的に摂ることで腸内の善玉菌が増え、腸内環境が整えられていきます。
・ビタミン豊富な野菜や果物もたっぷり摂ろう!
免疫力を高めるためには、ビタミンやミネラルなどの抗酸化作用のある栄養素もたっぷりと補給することが大切です。
ニンジンやほうれん草、小松菜などの緑黄色野菜に多く含まれているβカロテンは、優れた抗酸化作用があり、ウイルスから体を守ってくれます。
美肌成分として知られるビタミンCは、抗酸化作用も高いので、子供も積極的に摂りたい栄養素です。
いちごやキウイなどの果物や、ブロッコリーやダイコン、ジャガイモなどの野菜に多く含まれています。
ビタミンCとの相乗効果が期待されるビタミンEもたっぷり摂りたい栄養素です。
卵やブロッコリー、ナッツ類に多く含まれています。
整腸作用、ビタミン、ミネラルが豊富な食べ物には、免疫力を高める効果が期待できます。
普段から栄養バランスに気を付けて、睡眠もしっかり取る規則正しい生活が、病気に負けない体を作ってくれます。
Photo by irene nobrega