兄弟がいると助け合うことができるなどいいこともありますが、兄弟げんかも大変です。
男の子同士の兄弟げんかの場合はどのように対処すればいいのでしょうか。
・イライラしてはいけない
兄弟げんかはうるさいですし家のものを壊されそうですし、何とかして止めたいと思っても止められずイライラしてしまうことも多いです。
しかし親がイライラしてしまうと子供が萎縮したり、コミュニケーションがうまく取れなくなってきたり大変なことにもなります。
ですからイライラするのではなく、あくまでも落ち着いて冷静に対処していくことが大切です。
とくに下の子は自分ばかり負けてしまうことが多いので、どうして自分ばかりがと悲しくなってしまいます。
ですから上の子も下の子も同じだけ注意が必要ですし、どちらか一方を責めると言うことも止めましょう。
・年齢に合わせて対処を
子ども同士のけんかは些細なことが多いので、年齢に合わせて対処法を考えることが大切です。
たとえば小さい子に対しては痛いから叩くのは止めよう、大きい子に対しては叩いたら誰でも痛いからやめようと、理解できる言葉を使いましょう。
兄弟の場合は体力差もありますので小さい子が負けてしまいますが、だからと言って上の子を怒鳴りつけるのもやめた方が上の子への影響も少なくて済みます。
喧嘩を止めるときは無理に止めたり両成敗するのではなく、喧嘩を止めたら楽しいことをしようと誘い、止めるのではなく休ませることを考えましょう。
そうすると喧嘩していたことさえ忘れてしまいますので、意外と休ませるほうが簡単なことが多いのです。
Photo by David Amsler