兄弟げんかは些細なことで始まることが多いですし、いつの間にか終わることもありますが、エスカレートすることもあります。
もし兄弟げんかがエスカレートしてしまったときはどうすればいいのでしょうか。
・兄弟げんかは必ずしも悪いことではない
兄弟げんかはコミュニケーションの一種ですから必ずしも悪いことではありません。
もしエスカレートするようなら一度間に入って止め、ルールを教えることも大切です。
と言うのも兄弟げんかは兄弟のルールを学ぶ場だからです。
どちらから手を出した、どちらが悪いと言うことではなく、ルールを守らなかったということに注意を向け、ルールを守ることの大切さ、本気で殴り合いやたたき合いをするとどうなるか教えることも大切です。
・仲直りのタイミングを学ばせる
兄弟げんかをしたままでは家庭内の空気が悪くなりますから、仲直りをすることも大切です。
いつの間にか終わってまた仲よく遊び始めているのが兄弟げんかですが、エスカレートするようなら疲れ切るまで喧嘩させると言うのも一つの方法です。
それでいつ喧嘩を止めて仲直りをするのが本人たちにとって一番いいのか考えさせてみましょう。
一方から謝ることもあれば、もう喧嘩止めようと提案する場合もあり、照れて言葉にできないからおやつをあげるなど態度で示すこともあります。
そうやって兄弟げんかの始まりと終わり方を子供は学んでいくのです。
兄弟ですから喧嘩もすればエスカレートする可能性もありますが、それを無理に止めるのではなく、考えさせるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
Photo by Miika Silfverberg