おなかの中に赤ちゃんがいるとわかると、親はその子供をどのように育てていくか悩むことになります。
いろいろな育児書を読んだり、子供を立派に育て上げた人たちの本を読むなどして情報を得ようとします。
しかし、子育てに迷っている間にも子供は成長し、後悔が残ってしまうことも多いのです。
・しつけは9歳まで
よく三つ子の魂百までという言葉を聞いたことがある人も多いはずです。
3歳までに体や心で覚えたことは百歳過ぎても忘れることはないということです。
しかし、教えなければならないことを、言葉のわからない3歳までに教え込むには非常に努力が要ります。
そこで3歳までは基本的な良いこと悪いことだけをしっかり教えましょう。
3歳を過ぎたら子供と話し合いながら、今行ったことが良いことか悪いことか子供に判断させます。
子ども自身の判断を仰ぐことで、子供はより良い悪いの判断を心に植え付けることができるのです。
親が一方的に判断して叱るのではなく、子供を巻き込んで教えることが大切です。
子育てに悩んでいる親を多く見かけますが、子供も幼稚園を過ぎると自分の意見を言ったり、自分で何かをできるようになります。
それを利用して親子一緒に育つようにしていけば迷うことも少ないのではないでしょうか。
・両親共仕事をしている場合
両親共々仕事をしている場合、子供が親と一緒にいられる時間は、ほかの人より少なくなります。
子育てで一番後悔してしまうのが、子供と一緒にいられる時間が短く、愛情をいっぱい与えてあげられなかったというもの。
仕事をしているのだから仕方がないといえばそれまでですが、どちらも仕事をしている場合には、なかなか一緒にいる時間を作るのは難しいです。
家事も旦那さんにも分担してもらうなどして、子供と一緒にいられる時間をできるだけ増やして下さい。
子供が何かを言おうとしていたら、先読みせずに子供が自分で伝えるまで待ちます。
子供が小さい内は、子供にたくさん愛情を注ぎ、自分で何かをできる年代になったら、子供の意見もよく聞いて、しっかり話し合います。
親が勝手に何でもしてしまうのではなく、子供の意見も尊重しましょう。
子育てに迷っている間にも子供はどんどん成長し、自分でいろんなことができる年代になります。
自分で何かをできるようになるまでは、道しるべを示したり、手を貸しても良いです。
しかし、自分でいろんなことを話したり、できるようになったら、子供の意見も尊重し、子供と話し合いながら一緒に成長していくと、後悔しない子育てができます。
Photo by Honza Soukup