赤ちゃんや子どもをお風呂に入れるのは意外と大変です。
旦那さんなどがいる場合には、お風呂に入るときに手伝ってもらうこともできます。
しかし、自分一人で行わなくてはいけないこともあります。
そこで、赤ちゃんや子供のお風呂の入れ方のコツを紹介しましょう。
・立つことができるようになるまで
まずは、お風呂から上がったらすぐ着替えることができるように、おむつや服を用意した上に、バスタオルを重ねて、体を拭いたらすぐ服が着られるように準備をしておきます。
最近では、タオル地のポンチョのようなものもあるので、夏場であれば、おむつとポンチョだけでもしばらくは十分です。
しっかり体や髪を乾かしたら服を着せてあげましょう。
まだ首が座っていない赤ちゃんは、首をしっかり押さえてあげなければけがをしたり、思わぬけがにつながってしまうこともあります。
そこで、聞き手ではないほうの手でしっかり首を支え、できれば耳も押さえます。
腕も使って体を安定させれば赤ちゃんは安心します。
また、お湯を怖がってなく赤ちゃんの場合、胸元にタオルをかけてあげると安心して気持ち良く入ってくれます。
聞き手側で体を洗い、新しいお湯で流したら体を拭いて用意していた服を着せます。
お座りができるようになれば、お風呂用のいすなどを使うことで体を支えなくても良くなり、よりきれいに洗うことができます。
・立てる子供のお風呂
立つことができるようになると、浴槽の淵につかまらせて立たせることで体を洗いやすくなります。
しかし、この時期から苦手になってくるのが洗髪です。
それまではあまり顔や目にお湯が行かないようにして頭にお湯をかけていましたが、立つようになるとなるべく顔にかからないようにしてみても、少しはかかってしまいます。
それで洗髪やお風呂が嫌いになってしまうことも多いのです。
シャワーで頭にお湯を掛けるときは、シャンプーハットを使用したり、タオルで鉢巻を作るなどしてなるべくお湯や洗剤が顔にかからないようにします。
また、せっかくの親子のふれあいの時間なのですから、声をかけたり、自分からお話ができるようになったら、ゆっくり話をする時間にすれば、子供も喜んでお風呂に入ってくれます。
赤ちゃんや子供のお風呂は、その時の赤ちゃんの状態によって若干入れ方が違ってきます。
しかし、親と子のふれあいの時間でもあるため、できるだけたくさんコミュニケーションを図るようにしましょう。
Photo by Dean Wissing