母乳育児はママと赤ちゃんの幸せな時間ですが、母乳育児にはトラブルや悩みもつきものです。
中にはなかなか母乳を飲んでくれないと悩むママも多いのですが、赤ちゃんはどうして飲んでくれないのでしょう。
赤ちゃんが母乳を飲まない要因や対策についてご紹介しましょう。
・なかなか母乳を飲んでくれない主な要因は・・
赤ちゃんがなかなか母乳を飲んでくれない要因としてまず挙げられるのが、母乳が詰まっているからです。
乳製品などの脂肪分の多い食事が多いと、ママの母乳はドロッと濃くなり母乳が詰まりやすくなります。
赤ちゃんの吸う力はそれほど大きくないので、飲みたくても飲めないという状況になってしまいます。
他に、ママの体調や食事の影響が母乳の味に影響するので、母乳の味がまずいので飲んでくれなくなることもあります。
また、混合で育てている場合には、赤ちゃんが乳頭混合を起こしている可能性もあります。
ママの乳首よりも哺乳瓶の乳首の方が吸いやすいので、おっぱいをあまり飲んでくれなくなるのです。
・母乳を飲んでくれない赤ちゃんへの対策
母乳を飲んでくれない原因はいくつか考えられるのですが、赤ちゃんに聞いてみることもできないので、まずはママの食生活を見直してみましょう。
母乳詰まりの原因となる乳製品や油っこい食事は控えて、母乳の味に影響する甘いお菓子や香辛料の強い食事も控えましょう。
和食中心のバランスの良い食事が理想的です。
おっぱいと哺乳瓶の飲み別けも、生後5か月くらいまでの赤ちゃんには難しいことなので、できれば母乳だけで育てるのがおすすめです。
母乳育児をするママは、やはり母乳の元になる栄養バランスに注意することが大切です。
ストレスも母乳詰まりや味にも影響してくるので、あまり神経質になり過ぎないことも大切です。
Photo by Oleg Sidorenko