カナダの育児環境でありがたい点は、街の人が赤ちゃん連れにとても優しいところです。
娘を連れて外を歩いていると、老若男女問わず様々な方が「ビューティフル!」「天からの恵みね」などと笑顔で話しかけてくれたり、泣くとあやしに来てくれたりします。
外食した際に離れた席からわざわざこちらに来て
「育児は大変よね。応援してるわ。」
と優しい声をかけてくださった先輩ママもいました。
ベビーカーが通りやすいよう扉を開けてくれたり、階段を持ち上げて運ぶのもすすんで手伝ってくれたりとママにとっては感謝の連続です。
ベビー連れの親子には優しく、という暗黙のルールが徹底されていておかげで娘が街なかで泣いても人目を気にして辛い気分にならなくてすんでいます。
また、カナダでは男性の育児参加率が高いです。
パタニティリーブという育休を取ったり、平日に半休を取って子供を検診や児童館に連れていく方を良く目にします。
カナダ人の男性の友人は、子供のお昼寝やグズる時間帯、離乳食レシピ、良い育児グッズなど細かな育児情報も本当に良く把握していて、これぞイクメンと驚かされました。
こちらは日本に比べたいてい産休が短く3ヶ月程で仕事復帰するママも多いので、育児を一緒に取り組む姿勢の両親が多いのかもしれません。
日本の育児環境で羨ましいのは、かゆい所に手が届く育児グッズがある点です。
大人でも美味しいと思える凝ったベビーフードが手軽に買えたり、ベビーチェアベルトのような便利アイテムがあったり。
機能性も高いように思います。
娘はカナダのストローボトルから日本の物に切り替えたとたん、急にストローを使って飲めるようになりました。
水漏れもなく、使いやすくて安心です。
また、トロントダウンタウンにはキッズカフェがほとんどなく、日本のように親子で楽しめるキッズカフェが沢山あるのはとても魅力的です。
この他にも沢山違いがあるので順次ご報告していきたいと思います。
特技・趣味:語学、音楽鑑賞、食べ歩き
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Main Photo by Oleg Sidorenko