部屋に戻ってからしばらく休みましたが、その後陣痛のような痛みが現れることはなく病院に再び向かう時間に。
今度は、入院用グッズを入れたスーツケースや大きな抱き枕を抱えタクシーで向かいました。
今度向かったのは、分娩室のあるフロアのロビー。 待合室で待っている間夫に入院の手続きを済ませてもらい、いよいよ分娩室に案内してもらうことになりました。
そこで現れたのがスーパー派手な金髪のカーリーヘアの看護士さん。長いカラフルな付け爪に、長い髪の毛もまとめずかきあげながら、短いスカートの上に白衣をあけて着ていて、ものすごくやる気のなさそうな小さな声で投げやりの説明でしかも部屋を間違えてようやく到着。
ええええ、もしかしてこの方に出産をお手伝いしてもらうことになるの???と夫も私も一抹の不安を感じることに。 ただ、最後の最後に「担当のナースがこれから来るので待っていてください」と言われて、申し訳ないですが胸をなで下ろしました。 恐らくシフトが終わる直前に案内するだけを頼まれ嫌々案内をしてくれたのではないかと推測しますが、あまりの仕事のやる気の無さにはちょっと驚きました。働くスタイルが様々なのも外国ならではなのかもしれません。
病院には日本人の看護士さんが一人だけ働いているという情報を前々から聞いて担当のリクエストは出していたのですが、ラッキーな事に丁度当日シフトが入っていらっしゃるという事で半日は担当していただける事に。
英語は理解出来るものの、やっぱり人生の大きなイベントで何か緊急事態があった場合に日本語が通じる方がそばにいて頂けるというのは心の支えの意味でも大きかったです。
ライター紹介: MANA
特技・趣味:語学、音楽鑑賞、食べ歩き
家族構成: 夫 / 娘 1歳
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