陣痛が自然に来ないかと部屋をうろうろ歩き回ったりしながら1時間ほど待ってみましたが、お腹に重みは感じるもののなかなか来ません。
痛みがくるということにはびくびくしながらも早く陣痛きて〜という気持ちでした。
出産担当の先生が破水から時間もたってきているので、そろそろ麻酔を入れて準備をしましょう、という事で麻酔科の先生を待つ事に。
破水から24時間を越えると細菌などが出てきて赤ちゃんに影響を与えるそうなのです。
その後麻酔科の先生を待つ事更に約1時間。
麻酔科の先生は、当日出産が重なると大忙しの人気商売の様で打ってほしいという時にすぐ打ってもらえるというわけにはいかないようです。
私の体調も元気なままで、看護師さんとトロントのどこのお寿司が美味しいかなど他愛も無い会話をして待ちました。
そして、ようやく麻酔科医の先生が登場!!
今までの人生手術というものを受けた事がないので、麻酔も歯医者さんの虫歯治療以外初めてです。
結構太い注射のようなものを背中に打つという事で、ちょっと緊張しましたが やはり先生はプロフェッショナル。 入って来られたなり、ジョークをいって笑わせてくれ、普段通りのリラックスした雰囲気のままベッドの上に座り、背中の服を上げてあっという間に麻酔を注入してくれました。
麻酔が入ってからはちょっと不思議な感覚で脚のほうからすこしずつ温かい感じがしてきました。陣痛が激しくなってきたらベッドの横で麻酔の量を増やしたり、減らしたりとコントローラーで調整が出来ることも教えてもらいました。 そして、麻酔を入れた直後に陣痛促進剤を投入!
いよいよ、本格的な痛みがスタートすると思うとドキドキでした。
ライター紹介: MANA
特技・趣味:語学、音楽鑑賞、食べ歩き
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Main Photo by Vanessa Porter