寝る子は育つという言葉があります。
生まれたばかりの赤ちゃんから、目が見えるようになるまでの時期は、明るさや暗さもよくわからないため、昼夜の区別もつきません。
しかし、親としても子どもとしても、日中に多く寝るよりも夜に多く寝たほうが、成長に必要なホルモンが分泌され、親もストレスなく眠ることができます。
・まずは生活リズムをしっかり身に着ける
ミルクや母乳を飲んでいる間は、おなかがすいた時が食事の時間になるので、なかなか食事の時間が定まりません。
しかし離乳が進み、食事の時間が3回で落ち着くようになったら、そろそろ1日の生活の流れを身に付けさせます。
朝決まった時間に起こし、朝食を食べた後日中はお散歩や遊び、昼食を食べてちょっとお昼寝したら、夕方軽く遊んだり夕食やお風呂。
そして夜はできるだけ同じ時間に寝せるようにします。
親の帰宅時間が日によって違う場合にはなかなか大変なことかもしれませんが、子供が小さいうちはなるべく決まった時間に寝せることができるようにします。
・寝かしつけ方法
寝る時間が近づいたら薄暗くした部屋へ連れて行き、ベッドや布団に寝かし、寝付くまで本を読んだり、一緒に遊んであげます。
遊ぶといっても激しい遊びだと子どもは興奮して寝なくなってしまうため、しりとりなど静かな遊びがいいでしょう。
お気に入りのおもちゃやタオルなどがある場合は、目が覚めたとき一人になっていても安心できるように、そばに置いておきます。
目が覚めて子供が泣き始めてもすぐに近づいて起こさず、5分くらい様子を見ます。
5分くらいすると泣き止んでそのまま寝てしまうこともあるからです。
すぐに近づいて、あやしたり、泣き止ませようとすると、子供はかえって眠れなくなってしまいます。
子どもが夜泣くと、仕事をしている場合には次の日の仕事に影響が出ると困るからとすぐに泣き止ませようとする人も多いです。
しかしそれが逆効果になってしまうこともあるので、仕事がある人を別の部屋に寝かせるなどして、少しくらい泣かせておくほうが、その後ぐっすり眠ってくれるようになります。
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