夜更かしをして夜11時、12時まで起きている子供は悩みの種です。
健康に育っているし、夜更かしをしてもいいのでは、と思ってしまいますが、悪影響がないわけではありません。
・成長が遅くなる懸念も
子供の成長は睡眠中に行われますので、夜更かしは成長を妨げることになります。
特に22時から2時は成長ホルモンが著しく分泌される時間帯ですから、この時間に眠っていないと成長ホルモンがあまり分泌されません。
すると周りの子どもに比べて身長が伸びない、やせ細っている、学習についていけないと言ったことが出てくると懸念されています。
眠っている間に子供は体を回復させ、身長を伸ばしたり体重を増やしたり、筋肉をつけたりします。
さらに記憶の整理を行ったりして学習したことをまとめていくのです。
ですから夜更かしをすることは成長の妨げになると考えられているのです。
・翌日の集中力がなくなる
夜更かししていつもと同じ時間に起きる生活を送ると、寝不足になってしまいます。
子供は小学校に上がるまでは10時間くらい睡眠が必要な場合もありますので、寝不足になりやすいようです。
寝不足になると日中の活動力が低下し、元気に遊ぶことができない、だるいといったことが見られるようになります。
また免疫力が落ちて風邪や胃腸炎などの感染症にかかりやすくなると言う意見もあります。
もしあなたのお子さんが風邪を引きやすい場合、夜更かしが原因かもしれません。
子供の夜更かしは子供の成長にも健康面にも悪影響を与えますので、早めに寝る習慣をつけましょう。
Photo by Bridget Coila