もう寝なさい、と言ってもなかなか眠れない子供も多いようです。
では子供がすんなり眠るためにはどのようなステップを踏めばいいのでしょうか。
・すべての活動を1時間前までに終わらせる
食事は眠る2時間前までに終わらせた方がいいですが、そのほかのことは1時間前までに終わらせるようにしましょう。
たとえばお風呂に入る、夜の歯磨きをすると言ったことです。
くわえてゲームやパソコン、テレビなども1時間前までには終わらせておきましょう。
光の刺激で脳が活性化し、布団に入ってもなかなか寝付けないと言うことを引き起こします。
パソコンやテレビの光は大脳を刺激しますので、鎮静化するためにも1時間前までに終わらせることがベストです。
・部屋を暗くする
眠る30分~1時間前になったら部屋の照明を落として副交感神経を優位にしてみてください。
大人でも暗い空間に入ると眠気を覚えるように、子供も暗くなると自然と眠くなります。
周囲が暗くなると睡眠中に働く副交感神経が働くようになりますから、体も眠ろうと準備を始めるのです。
次第に眠くなって我慢できなくなりますので、お布団に入って絵本を読み聞かせるなど入眠儀式があるなら実践してみるといいでしょう。
入眠儀式をすると眠ることができる子供は多いようですから、絵本の読み聞かせやリラックスできる音楽を流す、胸や背中をトントンと叩くなどしてみてください。
眠れる環境を作ってからどのくらいで眠ることができるか時間を見て、部屋を暗くする時間を調整していくといいかもしれません。
Photo by Dean Wissing