同じ場所で毎日寝ていると、同じ方向ばかり首をひねる、赤ちゃんの向きぐせが出てくることがあります。
赤ちゃんの向きぐせは、あまり神経質に気にする必要はありませんが、頭の形に影響するのではないか、と気になるママも多いようです。
ここで赤ちゃんの向きぐせの治し方をいくつかご紹介しましょう。
●明るい光の方向を変える
赤ちゃんは明るい光に反応する、という特徴があるので、これを利用してみましょう。
電灯やテレビ、窓からの日の光がある方向を向くので、布団の位置を変えて、向きぐせが付いていない側を、明るい窓辺や電灯がある方向に向けるようにしてみましょう。
自然と反対方向を向いて寝てくれるようになります。
●筒状に丸めたタオルで
筒状に丸めたバスタオルなどを、赤ちゃんの身体の下に入れて安定させる方法もあります。
このようにして、向きぐせのある方向とは逆方向に身体を少し傾斜させて見ましょう。
赤ちゃんの頭からお尻の下にかけてタオルを入れて、しっかりと安定させることがポイントで、自然と反対側を向いてくれるようになります。
●人がいる方向を変える
また、赤ちゃんは、物音や人の声、ママの姿を感じて、目で追うので、これを利用してみましょう。
向きぐせのついた反対側の方向から、興味のある物音、人の声、ママの姿があれば、少しずつ、そちらを見るようになるので、自然と向きぐせが解消されます。
人の通る方向が、向きぐせのある反対側になるように、寝かせる位置を変えてみましょう。
また、寝ている赤ちゃんに話しかけをする時には、向きぐせのある反対側から声がけするようにしてみましょう。
大好きなママの声がすれば、苦手な方向にも自然と向くようになります。
ついついママも同じ方向ばかりからお世話をしていることが多いので、注意してみましょう。
Photo by Sukanto Debnath