カナダで産婦人科に行き始めて、驚いたことが幾つかありました。
妊婦健診は、まず病院に行き尿検査をします。
体重、血圧を計り、その後ドクターの診察となるのですがびっくりしたのが体重測定。
どうぞ、と言われ体重計にのるのですが服も靴も履いたままなのです。
これは夏でも冬でも変わらず、重いスノーブーツを履いていても脱いでと言われることもありません。家で体重計る方が間違いなく正確です!
多少の誤差があっても気にしないスタンスはさすがおおらかなカナダならでは。体重の増加も注意されることも少ないようです。
私は出産直前に14キロ近く体重が増えましたが、体調が良いならバッチリ!と笑顔で言われていました。
日本に住む友人は、先生の指導が入るので健診直前には太れないと言っていたのでこんなに自由に食べていて大丈夫かな、と少し心配になった位です。
ただ妊婦で食いしん坊度が更に増した私には、カナダ流の自由さはありがたかったです。
血圧は、デジタル式ではなくポンプ式を使って測定していました。
そして、母子手帳のようなものはカナダにはないので、体重も血圧も基本的には数値はその場で口頭でささっとしか教えてもらえません。
私はメモする為いつも聞き直していました。
待ち時間は、日によってまちまちで混んで長い時は2時間程待った事もあれば、5分程の時も。
診察は基本的には心音チェックのみで後期には赤ちゃんの大きさ測定が触診で加わります。
問題なければ5分であっという間に診察は終了。
最初は長い事待ってこれだけ、と驚きましたが、質問がある時には時間を取って答えてくれるので安心しました。また問題がある場合にも、しっかりと対応してくれるようです。
健診に平日でも旦那さんと一緒に来られる方もちらほら。
お子さんが既にいるママさんが妊娠中で、診察中に面倒を見ているケースが多かったですが、カナダのパパさんの出産・育児の参加ぶりはすごいなといつも思います。
<つづく>