子供に親のことを何と呼ばせるかは、家庭によって違います。
昔はお父さん、お母さんが多かったように思えますが、最近はパパ、ママと呼ぶ子供も多いようです。
・増えるパパ派
日本古来の呼び方としてはお父さん、お母さんでしたが、外国の文化が入ってくるにつれ、パパやママと呼ぶ子供も増えてきました。
それでも昭和から平成初期にかけてはお父さんと呼ぶ子供が多かったようですが、最近はパパと呼ぶ子供も増えています。
小学校に入り、少しずつ家族より友達と過ごす時間が大切になると、友達に合わせることもあるようです。
しかし幼少期は子供が呼びやすいだろうと言うことでパパと教える親御さんも多いようです。
お父さんと呼ぶようになるのは幼稚園に入ってからという家庭も多く、幼稚園に入るまではパパという家庭が増えています。
・今もお父さん派が多い
ちなみにある教育機関の調査によると、子供に父親を何と呼ばせているかと言うアンケートの結果、お父さんが約52%、パパが約40%となりました。
最近は名前で呼ばせているという親御さんもいますし、あだ名をつけて呼ばせている場合もあるようです。
しかし歴史を見ると明治前半はおとっさん、明治後半に入ると洋行帰りの家族らの間でパパが出始め、終戦後にパパが普及し始めたということです。
実は皇太子ご一家もパパと呼んでいるということですから、自由性が増してきていると言えるでしょう。
人前ではお父さんだけど、家庭内ではパパという家庭もありますが、幼稚園に入る前は親御さんが呼ばせたいように教えるのがいいのかもしれません。
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