子どもがはじめに発する言葉が何なのかは、パパ、ママの関心事の一つですね。
パパと喋ったとか、ママと言ったとか、一喜一憂することもあるかもしれません。
国際結婚で母国語がそれぞれ違うと、子どもの言葉の発達がどの様になるのか楽しみです。
しかし同時に、言語で混乱してコミュニケーションが難しくなるのではと気がかりでもあります。
トロントではこういったケースはかなり多いので、特別珍しいわけではありません。
我が家でも育児の訪問員さんから、言葉の学習の進め方について定期的にアドバイスをいただいています。
今回はそのアドバイスの内容と、我が家での経過をご紹介します。
例えば、母親が日本語で、父親が英語を話す場合。
我が家はこのケースです。
基本的に私は日本語のみで語りかけをします。
英語の絵本も日本語で読み聞かせしています。
父親は子どもと接する時間は私よりは短いですが、遊びなどに積極的に関わる様にしてもらっています。
英語で楽しく遊びます。
父親とは絵本の読み聞かせも英語です。
バイリンガル教育のアドバイスは、語りかけは他の言葉を混ぜない様にすること。
混ぜると混乱させてしまい、結果的にどちらの言語も正しく身につけられなくなるそうです。
1歳の娘は、今のところは日本語っぽい話し方です。
犬を見て”ワンワン”、抱っこして欲しい時は”アップ!”と、発音も日本語のようです。
最近は”ハイッ!”と物を手渡してくれます。(時々娘のところにUターンしていきますが…)
そんな娘がはじめに喋った言葉は、”パパ”!
私は嬉しい様な、でもちょっと負けた様な気分だったのを覚えています。
でも、この時の”パパ”は音で遊んでいただけで、意味をわかって喋ったのではありませんけどね。
”毎日語りかけをたくさんして、言葉のシャワーを浴びさせてあげて”と、最近またアドバイスをいただきました。
今後の言葉の発達を楽しみにしつつ、日々娘に語りかけをしています。
カナダのマルチカルチャーな大都市、トロント在住。(まだ1年半と少し)
日本大好きラテン系カナディアンの夫と、ハーフの娘との3人暮らし。
趣味の手編みで娘の服やあったか小物を作りつつ、寒さに耐えながら春を待ち焦がれる毎日。
特技・趣味:絵画、手作り(ビーズアクセサリー、かぎ針編み、レース編み等)
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Main photo by Donnie Ray Jones