いよいよ出産までもう一ヶ月をきった頃、分娩する病院の見学ツアーに参加
する事にしました。
私の病院では、検診を受けるクリニックと出産する病院が違うビルにある為、初めての場所になります。
出産時に私自身の体調がどんな状況になっているのか分からないので、場所を下見してもらう意味で夫と共に参加する事にしました。
集合時間に待ち合わせ場所の病院のロビーに行くと、お腹の大きな女性達が15組程集まっていて、全員がパートナーと一緒でした。
まずはその場で出欠をとり、出産に関する手続きなどの説明があり、陣痛がきた時や緊急の際の電話番号等を教えてもらいました。
その後、分娩室があるフロアへいよいよ移動することに。
臨月に近い妊婦さんだらけでぞろぞろと一緒になってビル内を歩く様子は今思い出してもなかなかインパクトのある光景でした。
妊婦のファッションも自由なカナダ。
季節は真冬でみんな着込んできていたのですが、結構高いヒールのブーツを履いている女性がいて少し驚きました。
日本では、妊婦さんがヒールを履くなんて転んだりしたら危ないし、何かあったらどうするの?という事を周りからもよく言われ、妊娠したら子供を重視した目線で考えることが多いように思います。
こちらだとどちらかというと母らしくというより、女性として自分らしく生きることを大切にする文化が浸透しているので、ファッションは自分が楽しめるスタイルを貫いている人が多いのかもしれません。
夏などはお腹がものすごい大きくなっている妊婦さんが体にピタピタのワンピースを着て、高いヒールサンダルを履いて街中を歩いている光景なども目にしました。
ライター紹介: MANA
特技・趣味:語学、音楽鑑賞、食べ歩き
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Main Photo by Alick Sung