分娩室のフロアに移動し、まず見学したのは陣痛が起こった時に状況を検査するトリアージュルームです。
妊娠中に何か異変があった際には病院に電話をしてもらい、もしかけられないような状況の際には直接この部屋に来るように言われました。
ただ、当日混み合っている場合もあるそうなので緊急性がまだないと思われた場合は待たされる可能性もあるとのこと。
その後、分娩室へ。
個室にはトイレもついていて結構な広さはあったと思います。
生まれてすぐの体重を計るスケールや付き添いの人が休める椅子、テーブル等も置いてありました。
よく映画の出産シーンで見るような部屋で、私ももうすぐここで赤ちゃんを出産するのか、うまくいくといいなという気持ちがこみ上げてきました。
水中出産を希望する人用にミニプールがついた部屋もあって、まるでプール付きのホテルルームのような感じでした。
最後に出産後に滞在する部屋へ案内され、当日に出てくる食事や部屋を使う際のルールが説明されました。
カナダの出産は基本的には一泊したら翌日退院というハードなスケジュール。
有料になりますが個室か半個室の希望を出せるようになっていました。
今回ツアー案内担当の病院のスタッフさんが色々と説明をしてくれたのですが、どの夫婦も途中で質問をして、とても前のめりの姿勢で参加していました。
中にはみんなの前でジョークをいって盛り上げるような方もいて、笑いありの楽しいツアーとなりました。
やはりカナダの人はこういった沢山の人が集まる場面でも、まわりの人もいるから大人しく説明を聞こうという感じは全く無く、基本的にいつでもよくしゃべります。
分からない事は物怖じなどすることなく質問します。
まわりがあまりにも質問をしているので私も何か聞かなきゃ、という気持ちになったのを覚えています。
ライター紹介: MANA
特技・趣味:語学、音楽鑑賞、食べ歩き
家族構成: 夫 / 娘 1歳
Main Photo by David J Laporte