日本の童話には、素晴らしいものがたくさんあります。
子供の頃には何気なく読んでいた童話も、大人になってから読み返すとこんなに深い内容だったんだと驚くこともあります。
ママが子供に読んで聞かせたいと思う日本の童話をご紹介しましょう。
・1位 鶴の恩返し
罠にかけられた鶴を老夫婦が助けます。
その老夫婦のもとに、ある日人間に姿を変えた鶴が恩返しにやってくるというストーリーの鶴の恩返しは、とても神秘的な想像をかきたてられるお話しです。
正体を知られた鶴は月に戻っていくという少し悲しい物語なのですが、やさしい気持ちにさせてくれます。
・2位 笠地蔵
笠地蔵も恩返しがテーマの心温まる童話です。
雪が降り積もる年の暮れに、心優しい老人は寒そうな地蔵たちに売り物の笠をかぶせてあげます。
その地蔵たちが老人に恩返しをするために贈り物をするというストーリーです。
人を思いやることの大切さを教えてくれます。
・3位 猿かに合戦
猿かに合戦は、ずる賢い猿が柿の種と交換に、かにからおにぎりを奪い取ります。
かには猿からもらった柿の種から見事にたくさんの柿を実らせたのですが、猿は今度、その柿を奪いにきます。
意地悪な猿を栗や臼、ハチたちも一緒になって退治するというストーリーです。
意地悪をしてはダメなことや、みんなで力を合わせることの大切さを教えてくれます。
子供に聞かせたい厳選の童話を3つ紹介しました。
もちろんこれ以外にもたくさんの名作があるので、子供と一緒に童心に戻って読んでみてはいかがでしょう。
Photo by Jason Lander