小さい子はたとえ病気にならなくても、予防接種などで病院へ行かなければならないことがあります。
しかし、病院が好きな子はほとんどいません。
中でも病院が苦手でなかなか行けない子はどのように対処したらいいのでしょうか。
・子供にとって病院は怖いところ
風邪や病気などで病院へ行くときは、自分も調子が悪いためすんなり病院へ行くこともありますが、予防接種などで病院へ行くのは大人でも嫌なものです。
特に子供の場合、予防接種の機会がやたら多いため、病院は嫌なことをされる場所というイメージが強いです。
そこで病院を嫌がるこの場合は、病院へ行くような強い症状でない場合も、あえて病院を受診させるなどして、病院は怖い場所ではなく、辛い病気を治してくれるところというイメージを持たせます。
怖いイメージが薄れると子供は病院も嫌がらなくなります。
・看護師が子供好きな病院を
小児科によって病院内でも雰囲気が非常に違います。
子供が落ち着いて診察を受けることができるように、一番初めの印象も大切にしてください。
子供が病院を見ただけで泣いてしまうような病院は避け、中に入ってもなんとなく楽しい感じがする病院を選びます。
看護師によって雰囲気は異なりますが、できるだけ子供がなつきそうな、優しそうな看護師がいる病院を選びましょう。
特に点滴などを打つ場合には、親は待合室に戻され、子供と看護師だけで点滴を行います。
そのようなときに暴れないように、雰囲気も大切です。
子供にとって病院は痛い思いをする怖い場所という思いが強いです。
その思いを払拭させるためにも、雰囲気が良い、楽しい雰囲気の病院を選びましょう。
また、病院へ来れば痛みやつらい症状が良くなるということがわかれば、子供の病院嫌いも解消されます。
Photo by ben klocek